2019.07.18

開発者メッセージ
#6 登場人物について

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『ルーンファクトリー4スペシャル』の魅力を開発者の目線から紹介するコーナー!
ここでしか聞けない裏話などもあわせて、随時公開していきます。
第六回目のテーマは「登場人物について」です。


HAKAMA 原案・ゲームプロデューサー:はしもとよしふみ

こんにちは、はしもとです。
今回は登場人物について触れていきます。

『ルーン』に登場する人物たちは、「どうやって決めているの?」と聞かれたので、
こんな感じで考えていますということもお伝えしていこうと思います。

まず、登場させたい人物の性格やビジュアル、ゲームだから出来る楽しい表現をメモしていきます。
そして、次はこんなことをしようというテーマを決めた時にそれに沿った形にしたり、
開発スタッフからもやりたい事を聞いて全員を揃えてみます。

全員揃って(頭の中で)動かしてみると、
すごく動いてくれることもあれば、全く動いてくれないこともあります。
その動いてくれない部分を入れ替えて、何回かやった後、
トコトコと勝手に町を歩き始めると、こんな感じでいけそうだと形にします。

「ゲームだから出来る楽しい表現」とは例えば


...うーん、めんどくさい。
(...またきてね。)


といったようにセリフと本音が表示されるなどゲームだから同時に見て楽しめる表現などです。
プレイヤーさんだけが知れる真実というのはやっていても嬉しくなるので、
こういった部分も入れ込んで設定が出来上がります。
この設定を岩崎さんに見せて、絵が作られ、
時には絵や岩崎さんから貰ったイメージで追加設定を足したりして完成という流れです。

『ルーン4』では、モンスターをやっつけて結婚候補にしたので、
開発初期、お馬さん(ディラス)などは全く問題にならなかったのですが、
蝶々さん(コハク)は「はしもとさん、結婚候補、虫ですよ、虫...大丈夫ですか。」と
絵や設定が見えてくるまでは言われていましたが、今では良い思い出です。

それ以外にもヴィヴィアージュ一族やヒーロー、ヒロイン、町のみんなも
この『ルーン』の世界を彩ってくれています。
ヴィヴィアージュ一族は『ルーン1』から登場していますので、
シリーズごとの違いなども良ければチェックしてみて下さいね。

発売記念ということで
ヴィヴィアージュ一族の方とセシリアの声を担当頂いたおふたりにコメントを頂きました。


スーパー、おはよーございマス!
いらっしゃいマセ。
皆さま、Switchの時間デス♪
また皆さまと家族になるチャンスが巡ってきマシタ!
ゼヒあなたもヴィヴィアージュ家の家族になるのデース。
その時を楽しみに待ってイマス!
私は、ポコリーヌ・トゥレ・ヴィヴィアージュ!

ルーン なんとかヴィヴィアージュ役:藤本たかひろさん




こんにちは~。
えへへ~この丸いのいいでしょ~?...って石を集めてた小さなセシリーが、
2で結婚できるようになった時はすごく嬉しかったです!
きっと今でも『まるい石』大好きでしょうね。
ルーン4SP発売おめでとうございます!
私も楽しみです♪

ルーン1、2 セシリア役:立野香菜子さん



そして、一緒にコミックを連載していた川添真理子さんには発売記念イラストを描いて貰いました。

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それでは、また~。


マーベラス アシスタントプロデューサー:前川

こんにちは。マーベラスの前川です。

今回のテーマは「登場人物について」ですか。
これは一番書きやすそうで、一番書きづらいテーマですね(笑)。

私、『ルーンファクトリー』の魅力って、この登場人物達に依るところが大だと思っています。
ここだけの話『ルーンファクトリー』の登場人物って、
なんていうかその...、どのキャラクターもちょっとクセがあるんですよね~。
人によっては最初「えー? この人ちょっとムリ...」って思う人物も結構いたりして(笑)。

でも親しくなっていく内に、
だんだんその抵抗を感じていた「クセ」が好きになってしまうんです...恐ろしい。
これが『ルーンファクトリー』マジックってやつですよ!

クセの有る食べ物って、慣れると病みつきになるっていうじゃないですか。正にアレです。
長く付き合う人たちだからこそ、キャラクターの深みや複雑さにこだわっているんですよね。

「人間見た目や第一印象だけじゃないんだよ。深く付き合って初めて分かる良さもあるんだ。」
っていう、『ルーンファクトリー』のキャラクター哲学みたいなものは、
今作も貫かれていると感じますね。


『ルーンファクトリー4スペシャル』公式サイト
『ルーンファクトリー』シリーズ公式Twitter

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